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つるや 万代の間 永見隆幸 訪問 平田雅哉 数寄屋造 越前 芦原  [永見隆幸先生information]



永見隆幸先生が越前芦原の「つるや 万代の間」を訪れました。


つるやは、明治17年=1884年に開業。現在の本館は、数奇屋造りの名棟梁である平田雅哉の設計施工によるもので、茶室風、料亭風の、趣ある建物。各部屋の造りが全て異っていることでも知られる。



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永見隆幸 つるや 訪問
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永見隆幸 つるや大観の間 訪問
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永見隆幸 平田雅哉『大工一代』を読む
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永見隆幸 西村屋平田館 訪問
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つるや 永見隆幸 訪問 平田雅哉 数寄屋造 越前 芦原 [永見隆幸先生information]



永見隆幸先生が越前芦原の「つるや」を訪れました。



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つるやは、明治17年=1884年に開業。昭和31年=1956年の芦原大火で新築中の建物が全焼。現在の本館は、数奇屋造りの名棟梁である平田雅哉の設計施工によるもので、茶室風、料亭風の、趣ある建物。各部屋の造りが全て異っていることでも知られる。



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平田雅哉 HIRATA Masaya

明治33年(1900年)~昭和55年(1980年)
大阪の堺生れ。生涯で400にも上る建築を手掛け、数寄屋建築の名工としてその名を馳せた。藤原新三郎の下で修業し、後に事実上の後継者になる。大工として働きながら自ら図面を引いた。製図や彫刻にも堪能で、それらにも多くの時間を費やした故に、作品が数多く残されている。昭和の左甚五郎と謳われた。

平田雅哉が語り、内田克己によって聞き書きされた「工匠談義」が、「大阪手帖」に5年にわたり連載される。それを書籍化した『大工一代』(昭和36年=1961年/発行:池田書店)も大評判になって、『大工太平記』(昭和40年=1965年/制作:東宝/主演:森繁久弥)として映画化された。

書籍に、『数寄屋建築・平田雅哉作品集』(昭和43年=1968年/発行:創元社)、『数寄屋造り・平田雅哉作品集』(昭和47年=1972年/発行:毎日新聞社)、『床の間図集』(昭和50年=1975年/発行:創元社)、『数奇屋建築の技法 平田雅哉から平田建設へ』(昭和60年=1985年/編集:和風建築社)など。

主な建築作品に、旅館「つるや」(芦原)、旅館「西村屋」(兵庫)、料亭「吉兆」高麗橋本店(大阪)、旅館「大観荘」(熱海)、料亭「雲月」(京都)、旅館「万亭」(和歌山)、料亭「招福楼」(八日市)、西南院(高野山)、料亭「錦戸」(大阪)、料亭「洗心亭」(大阪)、朝香宮邸茶室「光華」(東京)、茶室「如意庵」(大徳寺)、茶室「松籟亭」(広島)、「万里荘」(大阪)、料亭「なか川」、料亭「わか松」、料亭「相生」、料亭「現長」、料亭「青雲」、旅館「福田」、川上神社茶室、源生寺、川端康成の常宿だった金森旅館、ほか。





丹下健三と並んで日本建築界の巨匠と称される村野藤吾が、初めて平田雅哉に会った時の印象を、エッセイ「最後の一人」で次のように述べています。


長い間の修練に耐えて自我を通してきた「大棟梁」の面影があった。その気骨は、金と権威に自らを捨てぬ 不屈の魂が躍如として、寄らば切らん の構えが感ぜられた。私は棟梁の向こう側に座った。瞬間、一言も言わないうちから この勝負は私が負けたと思った。





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永見先生の頭上に硝子の鶴
先生の左手奥に硝子の格子
双方とも平田雅哉の意匠



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玄関軒下に鶴の意匠



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硝子の鶴



木や竹や石など伝統的な数寄屋造りの素材に限らず、硝子や鉄なども用いられており、平田雅哉ならではの創意工夫を随所に見ることができます。





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つるやの玄関





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屋号の額 と 鶴の衝立


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玄関下手の階段





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玄関上手のサロン



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サロンの囲炉裏



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サロンの奧に足湯



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永見先生の 左手前に「足湯」右手奥に無料体験できる「温泉卵の茹で処」





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延々と続く廊下は全て畳敷き

左手に平田雅哉の作品展示室





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平田雅哉 作品展示室



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平田雅哉の略歴



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展示されている平田雅哉の作品



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木彫の折鶴



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木彫の鶴



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木彫の田作り~ごまめ



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木彫の扇面-錦鯉-



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木彫の金魚



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木彫「六歌仙」

六歌仙は、古今集仮名序で「近き世にその名聞えたる人」として紀貫之が挙げた六人の歌人。

僧正遍昭 そうじょうへんじょう
在原業平 ありわらのなりひら
文屋康秀 ふんやのやすひで
喜撰法師 きせんほうし
小野小町 おののこまち
大伴黒主 おおとものくろぬし

但し、六歌仙の称号は後世に付与されたもので、紀貫之自身が「六歌仙」という呼称を用いたことはない。



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熱心に平田作品を鑑賞なさる永見先生





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奥へ進むと左手に壁画



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燭台は平田雅哉作



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壁画は森下有泉の『湯女』



森本有泉 もりもと ゆうせん 日本画家

大正6年=1917年、兵庫県に生れる。本名は雪雄。中村貞以に師事。美人画や花鳥画を得意にした。再興院展に入選。院展の入選を重ね、日本美術院 特待。日本画塾「白水会」主宰。自ら「貧乏絵描き」と称し、気さくな人柄で慕われた。昭和63年=1988年4月11日永眠。享年71歳。



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壁画の反対側にも平田雅哉の意匠





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「大観の間」に続く階段

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畳敷きの廊下は船底天井





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つるやの女将から永見先生に「創業130年を迎えた時に作ったものです」と手渡された記念品


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つるやの女将 平山佳子さん と 永見先生





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永見先生に「つるや」の建築について伺いました。


全てに、風格と品位を感じさせ、清潔感があり、過剰は排され、飄逸。ゆとりある寛ぐ空間が随所にあって、わざとらしさのない持て成しの設えに、流石は平田雅哉と膝を打ちます。簡素ですが、洗練の極みと言えましょう。





まさに永見先生好みというか、利休好みというか、渋いですねぇ…





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永見先生に「つるや」の料理と接客についても伺ってみました。


不即不離の過不足ない接客は、さりげなく、好ましく思いました。
料理は、日本料理の伝統を踏まえながらも、ありがちな高級食材ではなく、地元産の旬の厳選食材を用いた、薄味で、深みと味わいのある、品格の高い創作懐石料理です。越前焼や河和田塗など、福井名産の器で楽しみました。





食は文化と言いますが、音楽や舞台は言うまでもなく、美術や建築に至るまで、芸術文化全般に対する永見先生の造詣の深さには、驚きを禁じ得ません。それも、単に博識というレヴェルじゃないんですから…





つるやは、三本もの源泉井を所有しており、全て源泉かけ流しだそうです。一口に温泉と言っても、循環温泉の方が多いそうですから、完全なる本物の天然温泉は貴重なのでしょうね。その意味でも「つるや」は素晴らしい!

次回は私も是非お供を…





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